コーチのバッグ・財布はアウトレットがおすすめ!相場価格をざっくり解説!
 
アウトレットモールにはCOACHが出店しています。
 
 
コーチはアメリカの皮革製品メーカーで、企業イメージと知名度が非常に高いブランドです。
 
 
今回はこのコーチの歴史や特徴をざっくり解説しつつ、アウトレットでのバッグ、財布の価格についても紹介していきたいと思います。
 
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コーチの歴史と特徴についてざっくり解説!

 
コーチは1941年にニューヨークのマンハッタンで創業された高級皮革製品メーカーです。
 
 
高級ブランドの中心はイタリア、フランス、スイス、イギリスといったヨーロッパであって、アメリカ発祥というのは実は珍しい存在です。
 
 
創業当初は主に中高年の男性をターゲットに鞄などを生産していましたが、1985年にサラ・リー社に買収されたことをきっかけに、総合ファッション企業へと路線変更を行いました。
 
 
 
日本には1988年に出店、20代から30歳前後のちょっといい小物を求める女性を中心に広がり、人気ブランドとしての地位を確立します。
 
 
2001年にはコーチのブランドロゴ「C」をプリントしたシグネチャー・ラインを発表したことでコーチの知名度を大きく上げました。
 
 
特に日本においては高級ブランドの地位を確立し、幅広い顧客層の獲得に成功します。
 
 
実はこのシグネチャー戦略、ブランドの元祖と言われるグッチやルイ・ヴィトンの模倣だとも言われてますが、結果的に非常にうまくいったようです。
 
 
 
 
コーチの商品はファッション性を備えているだけでなく、作りがしっかりしていて実用性と耐久性も優れており、幅広い層に支持されているところが特徴です。
 
 
またブランドイメージがよく相手に与える印象が良い、
 
 
いわゆるブランド品であり一定のステータスが得られるが、値段が手頃でコスパが良い、
 
 
こういった特徴も幅広い層に支持されている要因のようです。
 
 

コーチの戦略についてざっくり解説!

 
一般的に企業は新規顧客獲得のために新商品開発を行い、既存顧客の離反防止のために既存商品(定番商品)の改良やラインナップの充実を行います。
 
 
コーチではファッション性に富んだ最新のバックや財布を毎月発表することにより新鮮なブランドイメージを打ち出し、新規顧客の獲得と売り上げ拡大を継続的に狙っていく戦略をとっています。
 
 
同時にシンプルで実用性に富んだ定番商品のラインナップも充実させることで、本物志向の既存顧客のニーズにも応え、顧客の離反防止もしっかりと図っています。
 
 
そして購入歴のある顧客に対しては、メールや葉書で、着実に関係性強化とロイヤリティ(顧客の忠誠心)向上も図っています。
 
 
しっかりしてますよね。成長を続けるわけです。
 
 
 
 
 
コーチでは正規店において高級品を出す一方で、アウトレットにおいて廉価な商品(アウトレット専用商品)を販売することにより、富裕層から中低所得者層まで幅広い層の支持を獲得しています。
 
 
ターゲットとする顧客層が、他の高級ブランドとは根本的に異なり、とにかく幅広いのがコーチの特徴です。
 
 
アジアを中心に金銭的に余裕のある層が爆発的に増加している時代背景を見越して、ブランドイメージを多少損なってでもこれらの顧客層を貪欲に取り込もうといった戦略のようです。
 
 
近年中国でもコーチの人気が非常に高まっており、顧客も売り上げもすごい勢いで増えています。
 
 
 
 
現在市場に出回っているコーチ製品の9割が「アウトレット専用商品」とも言われていますが、アウトレットでの販売増加と高い利益により、コーチは企業評価の非常に高い企業となっています。
 
 
イギリスのブランドファイナンス社による2017年の「世界アパレルブランド価値ランキング」によるとコーチのブランド価値はアパレルの中では世界第15位。
 
 
アパレルの分野に限らず世界的な優良企業と言っていい会社です。
 
 
 
 
 

アウトレットでのコーチの注意点!「正規品」と「アウトレット専用商品」の存在!

 
 
コーチのアウトレットで販売されている商品には2種類あると思ってください。
 
 
1つは正規店で販売されていたもの(プロパー商品)が売れ残ったり傷があったりしてアウトレットに回ってきたもの。
 
 
もう一つは「アウトレット専用商品」です。
 
 
 
 
通常のブランドのアウトレット品というのは前者、つまり本来正規品(プロパー品)であるが、訳あって安くなっている商品です。
 
 
しかし、コーチでは最初からアウトレットで販売するためにコストを下げて作った「アウトレット専用商品」も大量に販売しています。
 
 
アウトレットではむしろこちらの方がメインになります。
 
 
 
 
どちらも正真正銘のコーチの本物ではありますが、後者の「アウトレット専用商品」はたとえ大幅に値引きをされていても、値引き後の価格で販売することを前提に生産しているということを認識しておきましょう。
 
 
コーチの場合「アウトレット専用商品」の値引き前の価格を、類似の正規品と同じ程度の価格に設定していることが多いようです。
 
 
そしてアウトレットの店舗において最初から大幅値下げで販売をします。
 
 
つまり正規価格で販売されることのない商品とも言われます。
 
 
たとえ50%引きと書いてあっても、最初から値引き後の価格で売ることを目的に製造、販売しているということになります。
 
 
 
 
ただ確かに品質やデザインは正規品に劣りますが、そこら辺の安物と比べれば、丈夫でしっかりした作りにはなっているようです。
 
 
何よりコーチブランドの信頼とステータスがあり、故障時の修理などもきちんと対応してくれます。
 
 
実用面での差はほとんどなくコスパも決して悪くないので、そこまで神経質になる事もないと思います。
 
 
 
 
 
実はこの「アウトレット専用商品」を販売する戦略は、アウトレットではありがちで他のブランドも結構やってます。
 
 
グッチやプラダもやってます。
 
 
正規店において高級品を販売する一方で、アウトレットにおいて廉価な商品も販売することにより幅広い顧客層を取り込む、といった戦略になります。
 
 
ただし、やりすぎるとブランドイメージが崩れるといったデメリットもあります。
 
 
 
 
 
同じく幅広い顧客層を取り込むために違った戦略をとっているブランドもあります。
 
 
例えばアルマーニに関してはメインラインのジョルジオアルマーニのほかに、セカンドラインとしてエンポリオアルマーニやアルマーニジーンズといった若者向けの安いラインも展開しています。
 
 
そして若いうちからファンを育てておき、将来のメインブランド購入へつなげる、といった戦略になるようです。
 
 
アルマーニのように明確に別のラインを設けるのか、設けずに「アウトレット専用商品」としてアウトレットのみで販売するのか、このような違いと捉えることもできます。
 
 
現在コーチでは明確な区別はしてませんが、「アウトレット専用商品」はコーチのセカンドライン(ディフュージョンライン)、このように捉えておいてもいいかもしれませんね。
 
 
 
 
 
コーチには「アウトレット専用商品」があり、それは常に値引き後の価格で販売されるためお買い得というわけではない。
 
 
しかし、この「アウトレット専用商品」も実用性とコーチブランドの信頼、ステータスを考えれば、コスパは決して悪くない、といった評価が一定数あるのも事実です。
 
 
多くの人が「アウトレット専用商品」だと承知した上で購入している事実を考えれば…そういうことになりますよね。
 
 
今後消費者の混乱が深刻化するようなことがあれば、ラインを明確に分けることもあり得るかもしれません。
 
 
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アウトレット専用商品の見分け方

 
ブランド品を専門に取り扱っている方であれば、バッグのディティールを見ただけでわかるといいます。
 
 
しかし一般の消費者にそれを判断するのは非常に難しいです。
 
 
そこで一般の方でもできる「コーチの正規品とアウトレット専用商品の見分け方」について紹介します。
 
 
 
ポイントは2つ
 
①製品番号に「F」がついていればアウトレット専用商品
「COACH FACTORY」の「F」だそうです。
 
②タグの端に「◎」の刻印があるものは正規品
これは正規品が在庫処分等を理由にアウトレットに流れてきたことを表します。
 
この2つのポイントを押さえておけば、概ね「アウトレット専用商品」を見抜けるはずです。
 
この写真はコーチのバッグのタグになりますが、写真下部の製品番号71286の頭に「F」が付いているのわかりますか。
つまりこのバッグは「アウトレット専用商品」ということになります。
※この見分け方はコーチ製品のみとなりますのでご注意ください。他のブランドでは使えません。
 
 
それでもわからなかった場合は店員さんに「アウトレット専用商品」なのか聞いてみましょう。ちゃんと教えてくれます。
 
 
ちなみに「アウトレット専用商品」にはコーチのロゴを大きくするなど、一目で「コーチ」とわかるデザインのものが多いそうです。
 
 
 
 
 

コーチのバッグの価格

 

バッグと財布のアウトレットでの価格をざっくり!

 
コーチのレザー製品のプロパー価格(男性用)
HPの商品の平均的な価格を調べてみました。
 
①ビジネスバッグ 10万円前後
②ショルダーバック 6〜8万円ほど
③ボディーバック 6〜8万円ほど
④トートバック 7〜13万円ほど
⑤リュックサック 9〜13万円ほど
⑥2つ折り財布 3万円強
⑦長財布 (ラウンドジップ)4万円前後
 
概ねこのあたりの価格が多いようです。
 
 
 
 
アウトレットに出店している他のブランドとの比較してみると、コーチのレザー製品の正規価格はエンポリオ・アルマーニと近いようです。
 
 
ラウンドジップの長財布で見てみると
 
 
どちらも正規価格で4万円前後
 
 
ポールスミスがもう少し安くて3万円前後
 
 
おおざっぱな比較ですが、大体このようなポジショニングになりそうです。
 
 
 
 
 
アウトレットのコーチでは多くの商品が正規価格の50%引きとして販売されています。
 
 
さらに入店時に30%引きのチケットを手渡し、購入時にそれを引き渡すことによって、さらに30%引き、という値引きのやり方をすることが多いです。
 
 
誤解のないように整理しておきます。
 
 
50% +30% = 「80%引き」にはなりませんので注意してください。
 
50% +(100% − 50%) × 30% =「 65%引き」となります。
 
 
 
 
「アウトレット専用商品」も値引き前の価格は正規品とほぼ同じ程度に設定されているようです。
 
65%引きとしてアウトレットでの販売価格の相場を見てみます。
 
 
①ビジネスバッグ 3、5万円前後
②ショルダーバック 2〜3万円ほど
③ボディーバック 2〜3万円ほど
④トートバック 2、5〜4、5万円ほど
⑤リュックサック 2、5〜4、5万円ほど
⑥財布 1万円強
⑦長財布 1、5万円前後
 
 
この金額は決して厳密なものではありませんが、おおざっぱな1つの目安にしてみてください。
 
 

コーチのバッグと財布の紹介

  

 ①コーチ ブリーフケース

コーチのレザー製のブリーフケースの正規価格は概ね10万円前後アウトレットで65%引きと考えると3万円ほど
 
 
 

 ②コーチ ショルダーバッグ

 いわゆるシグネチャーラインと呼ばれるもの。2001年の登場以来、日本を中心に大人気となり、コーチ大躍進のきっかけになりました。収容量は少ないですが、下のボディバッグと異なり書類の運搬に使えます。
 
 
 

 ③コーチ ボディバッグ

体に密着し両手が自由になる便利なバッグですが、収容量が少なく書類の運搬には不向きなので、購入は用途を明確にしてからにしてください。
 
 
 

 ④コーチ トートバッグ

収容力、実用性、耐久性をも備えたコーチの定番バッグ。シンプルなデザインで、若者から年配の方までが様々な用途に使えるすぐれもの。こういった「定番のバッグ」を確実に抑えながらも、新しい流行のバックも次々と出していくところにコーチの強みがあります。

 
 
 
 

 ⑤コーチ リュック

コーチのリュックは、ユニセックスなデザインで落ち着いた雰囲気を持ったものが多く、汎用性の高いのが特徴です。トートバッグかリュックサックは汎用性が高いので、落ち着いたデザインの物を一つくらい持っておいてもいいかもしれませんね。アウトレットの福袋に挑戦してみるのも一つの手です。近年のコーチの福袋は中にどんな物が入っているのか、店員さんがチラシで教えてくれることが多いようです。
 
 
 

 ⑥コーチ 2つ折り財布

コーチの財布はシンプルなものが多いため、飽きが来ないとよく言われます。また「アウトレット専用商品」であっても基本的な作りはしっかりしているため、耐久性は「プロパー商品」とほとんど変わらないそうです。雅子様がコーチの財布を使われていたことでも一時期話題になりましたね。
 
 
 

 ⑦コーチ 長財布

コーチのラウンドジップの長財布のプロパー価格は4万円前後のものが多いようです。落ち着いたデザインのものが多く、迷った時のプレゼントの定番商品にもなっています。
 
 
↓コーチの財布を旦那にいきなりプレゼントしてみた(約3分半) 
投稿者:ZyonManaさん 
 
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まとめ

 
コーチは世界的な優良企業。
 
 
コーチの財布はプレゼントの定番。
 
 
「アウトレット専用商品」の見分け方は「F」と「◎」
 
 
「アウトレット専用商品」もコーチブランドの信頼とステータスを考えればコスパはいいという評価。