グッチ ジャッキーライン オーストリッチバッグのメイキング動画
イタリアの世界的な高級ファッションブランド「グッチ」が、バッグのメイキングの様子を公開しています。
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↓グッチのバッグのメイキング動画をみてみる(ジャッキー、オーストリッチ:約2分)
投稿者:GUCCI
丸みのある薬莢(やっきょう)のようなクロージャー金具(ジャッキー金具)が見られるため、いわゆる「ジャッキーバッグ」に該当します。これはアメリカのジョン・F・ケネディー元大統領婦人のジャクリーヌ・ケネディが編集者として働いていた時に愛用したことに由来し、「ジャッキー」の名で呼ばれるようになりました。「ケリーバッグ」はグレイス・ケリーが由来でしたね。
このバッグの素材はオーストリッチ。つまりダチョウの革になります。非常に高額でワニ革に次いで高いとも言われています。オーストリッチが高い理由は、一般的にダチョウを食べる習慣がない、飼育が難しい、取れる量が少ない、といった理由があるようです。市場に流通する多くは南アフリカ産で、生後1年ほどのダチョウが使われることが多いそうです。
詳しい価格は分かりませんでしたが、グッチのブランド力を考えると、プロパー価格で100万円以下ということはと思います。丸い突起模様(クィルマーク)がオーストリッチの特徴ですが、傷がなくこの突起模様がきれいに出ているほど高額になるとされています。立体的構造を持っており、布のように絞ることができる柔軟性が特徴で、セレブからの人気の高い素材になります。
グッチのバッグが高い理由
グッチのバッグが高い理由は大きく3つあると言われています。
①厳選された素材使い
②グッチの高度な革製品加工技術と職人による丁寧な手作業
③グッチのブランド価値の上乗せ
このバッグはオーストリッチ(ダチョウ)という特殊な革を使っていますが、牛革の場合であっても基本的には牛の中でも最も高価とされるカーフレザー(生後6ヶ月以内の仔牛の革)を使用します。
これに創業以来強みを持ち続けている革製品の加工技術と職人による丁寧な手作業、そしてグッチのブランド価値が上乗せされた結果、高額バッグが出来上がる、ということになりますね。
これだけの高級バッグのメイキングの様子は他ではなかなか見当たりません。とても貴重な動画になると思います。
こちらも高級バッグのメイキング映像になります。よろしければどうぞ。