オメガを安く買うなら中身にこだわるな!定番だけど安いメンズ時計3選!

「オメガ」と言えば世界的な高級時計メーカー。

創業は1848年と古く、非常に高い技術を持つことでも有名です。

ブランドファイナンス社(英国)が毎年発表する「ブランド価値ランキング・アパレル部門」によると、2020年は第24位。

純粋な時計メーカーとしては、ロレックスに次ぐ第2位となり、売上も世界屈指の規模を誇ります。

高級時計の代名詞的な存在となっている「オメガ」ですが、中身(ムーブメント)にこだわらなければ、かなり安価なモデルも見つかります。

今回はこのオメガの定番から、以外と安く手に入れられるメンズウォッチを3本ご紹介します。

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1 スピードマスター・オートマチック「Ref.3510.50」

スピードマスター」は、1957年に登場したオメガのスポーツウォッチ。当初はタキメーターベゼル(時速表示機能)とクロノグラフ(ストップウォッチ機能)を搭載した、カーレース用モデルとして販売されました。しかし、NASAのアポロ計画に採用されると、1969年には人類初の月面着陸時に着用され、「月面着陸を支えた時計」として、永遠に歴史に名前を残すことになります。この時、無重力では「自動巻き(着用しているだけで自動的にゼンマイを巻き上げるタイプ)」が作動しにくいとして、「手巻き式」ムーブメントが採用されました。そのため「手巻き式」こそ「月面着陸・スピードマスター」の直系である、と考えられています。
Ref.3510.50」は、1988年~2006年まで製造された「スピードマスター・オートマチック」。ムーブメントは、パワーリザーブ40時間のETA社製「自動巻き」のカスタム。ケースは39mmで、風防はプラスチック。タキメーターベゼルを備えたクロノグラフモデルになります。「手巻き式」の新しいモデルであれば、市場価格は40万円以上になりますが、こちら(中古)は10万円台後半から(当時の税込み正規価格は220.500円)。「手巻き式」ではないため、月面着陸時のモデルからはやや外れますが、圧倒的に安くなります。手動でゼンマイを巻き上げる必要のない、安価で実用的なスピードマスターでもあります。

2  シーマスター・プロフェッショナル・300「Ref.2221.80」

シーマスター」は、1948年に誕生したオメガのダイバーズウォッチ。57年には防水性能を300mへと強化した本格的ダイバーズウォッチ「シーマスター300」シリーズが販売されます。この「シーマスター」のエピソードと言えば「007・ジェームズ・ボンド愛用の時計」。現在ではオメガを代表する看板モデルとなっています。
Ref.2221.80」は2007年発売の「シーマスター・プロフェッショナル・300」。クォーツ・ムーブメントになります。ケースサイズは41mmで、300m防水。回転式ベゼルとヘリウム排出バルブ付きの本格的ダイバーズウォッチになります。税込正規価格231,000円に対し、市場価格は20万円前後から。市場価格40万円超が当たり前の「シーマスター」シリーズですが、クォーツ・ムーブメントを選択すると劇的に安くなります。メンテナンス費用が削減できるのも魅力です。中身(駆動方式)にこだわらないのであれば、検討してみてください。

3  コンステレーション・クォーツ・35MM「Ref.123.10.35.60.01.001」

コンステレーション」(星座の意味)は、1952年に登場した精度への追求を目指したライン。「オメガ」がジュネーブ天文台において精度に関する数々の記録を打ち立て、その成果に対するオマージュとして作られたシリーズになります。しかし69年にクォーツ時計が登場すると、精度への追求の意義が薄れ、デザインの追求へとシフトします。この「コンステレーション」の特徴は、ベゼルに刻まれたローマ数字と4つの爪、そして多岐に渡るカラーと素材。バリエーションが多く、税込正規価格も30万円台から400万円超と、非常に幅が広くなっています。
Ref.123.10.35.60.01.001」は2011年発売の「コンステレーション」。ムーブメントはクォーツの「オメガ1532」。ケースは35mmで素材はステンレス。ベゼルに4つの爪とローマ数字が刻まれた、現在の「コンステレーション」特有のデザインを有しています。税込正規価格308,000円に対し、市場価格は20万円前後で、中古であれば10万円台後半から。現在のこのシリーズでは最も安価な部類になります。「オメガ」でクォーツは少数ですが、機械式に比べて圧倒的に安く、メンテナンス費用も節約できます。できるだけ安く「オメガ」を購入したい方にオススメの一本です。

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